『菜の花エコプロジェクト』

ついに菜種210kgを収穫、そして75kgの油を得る!

昨年スタートした北はりま地域教育推進委員会の『菜の花エコプロジェクト』
三木市ユネスコ協会は、環境問題取り組みの一環としてこの事業を側面から支援してきた。
そして8月下旬ついに菜種油が精製される段階までに。ここに、その行程を振り返ってみたいと思う。

2005年10月・・・・・種まき開始〜ちょっと、つめて蒔きすぎたなあ・・・〜

細川町の田んぼを借り、苗床をつくって種まきを開始。
市内の小学生親子約100人と推進委員やユネスコメンバーが参加。
1週間を過ぎると、芽が出始めて、日増しに出るわ!出るわ!のぎっしり。つめて蒔き過ぎなり!

2005年11月中旬・・・・・借り受けた市内の休耕田5箇所(計30a)に苗を移植

@志染町細目 A細川町金屋 B口吉川町殿畑 C吉川町前田 D別所町東這田 に苗を移植。いずれも幹線道路沿いである。諸事情で少々苗が小さいが、大きくなれよ!と愛情をこめて植える。

2006年3月・・・・・栽培地に看板を作って立てる

『菜の花エコプロジェクト』には色々なメッセージが託されている。その分できるだけ、多くの方々に知って頂こうと、親子で看板作りに取り組む。小学生から募集した絵をもとにコンパネ(180×90cm)に、菜の花、虫類、虹などをペインティングし、田んぼの脇の目立つところへドカンと設置。この作戦があたり、各方面の人から"見たよ""いいね"などの反響あり。

2006年4月・・・・菜の花開花  〜三木の春を彩る〜

冬の寒さにもめげず4月頃からどんどん成育し、苗という苗すべてが美しい花をつける。黄色いじゅうたんはひと昔前の日本の光景を彷彿させる。(菜の花コンサートをしてもいいなあ・・・)

2006年6月・・・・・菜種の収穫
〜しんどいけれど、大地と共にある温もりを体感する〜

菜の花はいつの間にか散り、鞘を付けた菜の花畑はほのかにピンクめいて枯れ、麦秋ならぬ菜秋?の景色。再び小学生親子の出番。鎌を持った農作業スタイルも宜しく、緊張感を持って、いざ刈り取り。以外や、とてもスムーズに茎がカットできる。稲刈りよりラクチンと知る。思いのほか簡単に作業は進み、とりあえずそのまま放置。

その後、連絡手順の関係上、子どもたちへの声がけは無理と判断して、推進委員会の岩永委員長、橋本副委員長さん方がコツコツと種の収穫。残るは細川町と口吉川町だけになった頃、突然"天気予報によると、明後日が雨のようなので、明日脱穀する!"とユネスコメンバーにも召集がかかる。駆けつけた7人は、田んぼに刈り取られたままの菜の花を青いビニールシートを敷いて集める。しかし、茎の上部の鞘はかなり熟していて、種ははじけて自然落下する。ああ、もったいない!と思いつつ各人が作業に専念。千羽こぎで種を茎から離してゆく人、あるいはシートの上で竹でしごいて種を取る人、種を袋につめる人、茎をたばねる専属の人と・・・それぞれ臨機応変に手作業をすすめてゆく。それにしても暑い!素人集団の作業人としては、楽しいけれど暑さとしんどさにいささか参りつつも大奮闘!終わり無き作業のごとく思いながらも誰一人グチは言わず、根をあげない。さすが教育に燃える人、環境問題に関心を持つ人達だ!そして、"農業は天気とも勝負"ということがこんな小さな経験でよくわかったのだった。うす暗くなるまで作業が続き、"夕べに星を仰いで帰る"を経験する。

後日、「種は210キログラム収穫できた」という報告をうける。

2006年8月初旬・・・・・いよいよ油絞り

さあ、次は肝心かなめの油絞り。推進委員会の委員長が各方面へ問い合わせた結果、このスケールに見合った絞る工場は滋賀県愛知郡にあるとわかる。8月に入ってすぐ、委員7人が工場見学かねて、種をもちこむ。
昭和28年から操業している油絞り会社は、着くなり香ばしい油の香りが漂い、委員たちは、古めかしい機械や雰囲気に、妙に懐かしさや温かみを覚えて興奮する。責任者から説明を受けつつ、聞き漏らすまいとメモをとる人、写真をとる人、と役割分担は自然と実行に移される。

そして、3週間後まっさらな缶に入った70リットルの三木ブランドの純正菜種油が滋賀県から到着。副産物の油かすと共に。

油絞りというメインのプログラムがおわり、菜の花エコも次の段階へ!

今後の予定

・ 菜種油を使った料理教室 (11月12日)

・ 菜種油で走るエコ・バスツアー (未定)      行き先…コウノトリ公園

  ・ 販売   油1缶 (1?)…1500円      油かす(5kg)…300円

副会長・環境委員会  芝 美代子

 


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