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三木市には竹林が多く、特に三木・吉川間の川岸では沢山の竹を見かけます。
なるほど、"みよし籠"という吉川の特産品があるのも頷けます。しかし近頃、竹林が荒れているのが気になります。竹は色々な利用法があるので、里山整備を兼ねた利用対策を考えていければと思います。
さて、 今年の2月10、11日、北はりま地域教育推進会・三木子育てサポート委員会では、市内の小学生親子30人ほどを募って、ホースランドパークの窯で竹炭つくりに挑戦しました。

講師は、ご自分の山にいくつも窯を持ち、トライ&エラーを繰り返して、竹炭つくりに成功してこられた細川町の安福さんにお願いしました。 竹炭つくりは、窯の温度管理が難しく、基本は蒸し焼きだそうです。炎が直接当ってはいけない、当るとすぐ灰になってしまうそうです。色々注意を聞きながら、まず、窯に竹(1メートルくらいの長さの孟宗竹、縦割りに4分割したもの)を入れ、ふたをして更に上から水で練った土でモルタル塗りをするように覆っていきました。次に枯れ木や枝打ちの木を燃やして点火です。ところが、いくら燃やしても、煙突から煙が出ません。どうやら、あまり竹炭つくりに適した窯ではないらしい。そのうち、周辺にあった板で焚口をあおいでみたり、車からうちわを持ってきてあおいでみる人も。あおいでいる間、煙は出ますが、やめると止まるのです。とにかく、1日目はよくわからないまま炊き続けて夕方に火を落とし、熱を保つため焚口はきっちりと蓋や土で覆いました。 翌日は営農家のサポート委員が農薬散布用の送風機を持ってきて焚口に風を送り込みました。しばらく炊き続けていると、煙突から念願の白い煙が出るではありませんか!やがて、ぽたぽたとこげ茶色の竹酢液も出始めました。一同に安堵の笑みがこぼれました。誰も竹炭つくりをしたことがなかったので、関心度が高く、2日間の単純な火焚き作業を、お喋りしながら心より楽しみました。
数日後、いざ、釜だし! トレーに出された炭は、それはそれは美しい黒光りのいぶしたものから、完璧に炭になったもの、灰になったものなどが入り混ざっています。
子供たちは昨年9月の竹の切り出しから始まり、食器や花瓶などの竹製品を作ってきて、この竹炭つくりが最終コースとなったのです。きっと感激もひとしおでしょう!「好きなだけもって帰っていいよ」という声に、歓声を上げ、手を真っ黒にしながら袋詰めをはじめました。「そのくらいでいいよ」という親御さんの声に耳を傾けることなく、せっせと詰めている光景が実にかわいく笑いを誘います。委員たちも充分に楽しませてもらったのでした。

竹炭の利用法
1 飲料水の濾過に使う
2 炊飯に入れる
3 浴槽に入れる
4 お部屋のインテリアに使う
5 ごみ箱、靴、トイレのにおい消しに使う
6 細かく砕いて土と混ぜて使う
竹酢液の利用法
1 植物に散布すると、害虫駆除になる
2 土壌改良になる
※ いずれも、500〜1000倍に薄めて使用します
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